結婚式のアルバムは式場でお願いすると10~30万円かかりますが、フォトブックサービスを使って自分で外注すると1冊数千円~高くても1万円代で抑えることができます。
自分で自由にレイアウトしたい!
とはいってもどこにお願いしたらいいか分からない!
という方向けに、リーズナブルなのに高品質で、しかもフリーレイアウトでデザインを一から作れる3サービスを徹底比較します。
- 結婚式アルバムは外注(手作り)でリーズナブルに抑えたい
- レイアウトや文字入れは自分でこだわってデザインしたい
- 各フォトブックサービスの違いが分からない
こんな方はぜひ読み進めてみてください!
コロナ禍に卒花し、結婚式準備に役立つ情報を発信中。
「手作りのハードルを下げる!」をモットーに、印刷方法や作り方・業者の比較をまとめています。
結婚式のアルバムは外注しよう!
結婚式のアルバムは、
・プライベートが多忙すぎるけどアルバムは欲しい
・なるべく早くアルバムを手にしたい方
・お金はいくらかかってもいいから最高品質のものが欲しい方
以外は断然、ご自身で外注することをおすすめします。
なぜなら値段が数万円~数十万円変わってくるから。
外注するメリットは費用面に加えて、デザインや写真選びも全て自分たちの采配でできるところにあります。
そしてフォトブックはサービスによってクオリティもピンキリですが、自分たちに合うものを選べるのも強みです。
外注アルバムにはどんなものがある?
フォトブックのサービスは、ざっくり2つに分けられます。
- テンプレートにはめ込んでいく
- フリーレイアウトで自由に作る
サービスとして多いのは①のテンプレートタイプ。
時間をかけずにサクサクアルバムを作ることができますが、写真や文字の配置はサービスの型の中で選ぶことになります。
一方②のフリーレイアウトが叶うものは、提供しているサービスが少なくあまり選べません。
またデザイン制作に結構な労力がかかるというデメリットはありますが、自分たちの理想を詰め込んだものが作れます。
結婚式アルバムを作る際は、どちらがいいのかをまず考えてからぴったりなサービスを探しましょう。
▼どういうアルバムがいいかまだ決まっていない・・・という方はこちらの記事から
ここからは「フリーレイアウト」が叶う3サービスを徹底比較します!
フリーレイアウトが叶うおすすめ3サービス
フリーレイアウトが叶うのはFUJIFILMプリント&ギフト、マイブック、PhotoRevoの3つです。
それぞれ値段や印刷方法など違いがあるので比較します。
FUJIFILMプリント&ギフト | マイブック | PhotoRevo | |
アルバム名 | フォトブック ハードカバー | FLAT | ハードカバー |
サイズ展開 | ・A5 ・A4 ・正方形(14.5cm) ・正方形(18.5cm) | ・縦長 ・正方形(21.6cm) ・正方形(26.6cm) | ・A5(縦.横) ・A4(縦.横) ・正方形(20cm) |
値段 (A4サイズの場合) ※は別サイズ | 5,280~10,560円 | 5,980~8,980円 ※縦長 | 3,800~9,560円 |
自宅までの送料 | 5000以上で無料 ・宅急便 610円 ・メール便 220円 | 宅急便 550円 | ・クレカ払い 540円 ・代引き 864円 ネコポス 275円 |
ページ数 | 16、20、24、32、40、48 | 10、20、30、40ページ | 16~80P (2ページ単位) |
納期(発送) | 10日後 | 6営業日 | 3営業日 |
文字入れ | 自由 | 自由 | 自由 |
製本 | 合紙製本(レイフラット) | 合紙製本(フルフラット) | 無線綴じ / PUR糊使用 |
表紙 | マットラミネートのハードカバー | 光沢ラミネートのハードカバー | コート紙(マットPP加工) |
印刷方法 | 写真印画紙仕上げ (銀塩写真仕上げ) | 7色印刷 DreamLabo 5000使用 | 7色印刷 DreamLabo 5000使用 |
ケースの有無 | 半透明ケース付き | 半透明ケース付き | 半透明ケース付き |
バーコードや メーカーロゴ | 消せない | なし | 消せない |
各サービスへのリンク | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
一言 | 安心の カメラ屋クオリティ | 唯一バーコードなし! | 値段重視ならこれ! |
今回比較した3つは、全てフリーレイアウトが叶うだけでなく、文字入れも自由!そして無料でプラケースも付いてきます。
どれも結婚式アルバムにふさわしいと思いますが、私の一番のおすすめはFUJIFILMプリント&ギフトのフォトブック ハードカバーです。
フォトブックを探してみる
記事後半で詳しく解説しますが、カメラ屋さんの銀塩写真仕上げ・製本は合紙製本(見開きが美しい)という高クオリティなアルバムが、お手頃価格で作れます。
編集画面も使いやすくて心からおすすめです。
私はカメラのキタムラで作りましたが、カメラのキタムラとフジフイルムのアルバムは同じものです。詳しくは解説記事:同じフォトブック?なにが違うの?へ。
印刷の質の違い
FUJIFILMプリント&ギフトは銀塩写真仕上げ(印画紙仕上げ)、マイブック、PhotoRevoはDreamLabo 5000使用という高品質な業務用プリンターを使った7色印刷という印刷方法の違いがあります。
※印画紙仕上げについて詳しく知りたい方はフジフイルムの解説ページへ
これまで印刷の質がいいのは銀塩仕上げだと言われてきましたが、DreamLabo 5000という高性能なプリンターが登場し、印刷の質の差はほぼないと言われています。
DreamLabo 5000での印刷は銀塩プリントに近い仕上がりですが、銀塩よりもエッジがシャープになっています。
繊細な印刷が好みの場合はFUJIFILMプリント&ギフト、
ただし銀塩写真は保存性に優れており、水にも丈夫という耐久性の強さを誇るので、長期で保存することを考えると銀塩のFUJIFILMプリント&ギフトを推します。
製本の違い
FUJIFILMプリント&ギフトとマイブックは合紙製本、PhotoRevoは無線綴じという方法で製本されています。
- 無線綴じ
:ページの背を糊で固めてまとめる方法 - 合紙製本
:印刷した紙を2枚貼り合わせて製本する方法
合紙製本で仕上げたアルバムは左右のページを180度開くことができ、見開きでバーンと展開した写真も綺麗に見せてくれます。
せっかくの結婚式アルバムなので合紙製本推しです。
値段の違い
一番気になる値段の差を最後に持ってきたのは、これまで比較してきた印刷や製本の差が値段に影響するからです。
それぞれ商品サイズの企画が違うため、なるべく近しいもので比較しました。
FUJIFILM プリント &ギフト | マイブック | PhotoRevo | |
製本と印刷 | 合紙製本 & 銀塩写真 仕上げ | 合紙製本 & 7色印刷 | 無線綴じ & 7色印刷 |
A5相当 | 3,850円 | ー | 2,740円 |
A5とA4の間 | ー | 6,980円 | ー |
A4相当 | 6,490円 | ー | 4,160円 |
正方形 (200mm前後) | 4,620円 | 6,980円 | 3,540円 |
価格帯が一番安いのはPhotoRevoです。
一方FUJIFILMプリント&ギフトは合紙製本で、かつ銀塩写真仕上げ。
高品質なのに値段がリーズナブル!という高コスパ。
それぞれおすすめしたい人
それぞれ特徴が異なるため、おすすめは希望する条件によって変わります。
今回の比較をまとめるとこんな感じ。
私のイチオシはFUJIFILMプリント&ギフトですが、よりリーズナブルにハードカバーのアルバムを作りたい人はPhotoRevoがおすすめ。
フジフイルムの2/3ほどの値段でアルバムを作れます。
一方フジフイルムとPhotoRevoは裏表紙などにバーコードが入ります。
これは商品管理上消せないものですが、見た目が気になる方もいるでしょう。
※フジフイルムのバーコードについて
※フォトレボのバーコードについて
絶対にバーコードは入れたくない!という場合ははマイブック一択です。
マイブックは内側にも外側にも、バーコードや社名ロゴはプリントされません。
他より値段が高めですが、見た目の仕上がりに妥協なし!
まとめ|おすすめはフジフイルム
この記事の前半と同じ内容になりますが、フリーレイアウトが叶うアルバム3種のうち、一番のおすすめはFUJIFILMプリント&ギフトのフォトブック ハードカバーです。
カメラ屋さんの銀塩写真仕上げ・製本は合紙製本(見開きが美しい)という高クオリティなアルバムが、お手頃価格で作れます。
編集画面も使いやすくて心からおすすめです。
フォトブックを探してみる
▼作り方はこちらで解説(キタムラとフジフイルムは同じ操作方法、同じ商品です)