
結婚式のお花を綺麗に残したい!
そんなときにおすすめなのがアフターブーケですが、ひとくくりにアフターブーケと言っても保存方法によって価格の相場や寿命の長さが異なります。
アフターブーケの相場は安いものだと3万円ほどから、高いものだと10万円程度の予算で依頼できるものが多いです。
保存方法によって相場感が異なるだけでなく、飾るのに必要な場所や立体保存か平面保存か、などが変わってきます。
そこでこの記事では希望にぴったりの方法を見つけられるように比較解説します。
アフターブーケの寿命と料金相場を加工方法別で比較
アフターブーケの加工方法ごとに、相場や寿命、メリットデメリットを比較しました。
アフターブーケの相場は加工方法によって異なりますが、3万円ほど~10万円の予算で依頼できるものが多いです。
相場 | 寿命 | メリット | デメリット | |
押し花 >>詳細へ | 4万円~ | 半永久的 ※時間の経過と 共に脱色 | ・省スペース ・リボンなどの装飾も 一緒に保存できる ・比較的リーズナブル | ・時間の経過とともに 色が抜ける ・直射日光、多湿に注意 |
3D押し花 >>詳細へ | 5万円~ | 時間の経過と 共に脱色 | ・立体的に保存できる | ・押し花よりかさ張る ・値段が高め |
ドライブーケ >>詳細へ | 3万円~ | 保管方法次第 長くて10年 | ・立体的に保存できる | ・直射日光に注意 ・使える花が限定される ・衝撃に弱い |
プリザーブド フラワー >>詳細へ | ー | 5~10年 | ・生花のような仕上がり | ・結婚式のブーケをそのまま残すのは難しい |
【番外編】 小物にアレンジ >>詳細へ | 数千円~ | ものによる | ・リーズナブルに 思い出を残せる | ・ブーケそのものの 形は残らない ・使える花が限定される |
「結婚式で実際に使ったお花」をアフターブーケとして残す場合の主流は、「押し花」、「3D押し花」、「ドライブーケ」です。
それぞれメリットデメリットや見栄えが異なるので、何を重視するのかを考えた上で、その方法に対応してくれる業者を探しましょう。



吊るして作るドライフラワーは意外と簡単にできて綺麗に仕上がるので、コスパよく思い出を残したい人におすすめですよ。
▽アフターブーケのおすすめ専門業者はこちらの記事で紹介しています。


押し花で平面的に保存
アフターブーケを押し花加工で残す場合の相場は4万円ほど~。
押し花で残すときのメリットは「半永久的にブーケの全体像を残せる」という点です。
この後紹介する立体的に残す方法(3D押し花やドライブーケなど)は保存方法次第では花が崩れたりすることがありますが、押し花であればそういった心配は無用。
直射日光が当たる場所や温度・湿度変化の激しいところ、高温多湿になる場所を避けて飾ると、退色を避けて長持ちさせられますよ。



飾るのに場所を取らないというメリットも!
保存は平面的になるので元のブーケの印象からは変わってしまいますが、だからこそ新たなアートとして生まれ変わらせられます。
和風デザインのブーケも素敵ですね。
3D押し花(立体押し花)でよりリアルに保存
アフターブーケを3D押し花(立体押し花)加工で残す場合の相場は5万円ほど~。
立体的な押し花として組み立ててもらえる「3D押し花(立体押し花)」では、単なる押し花加工では得られなかった華やかさとリアルさが魅力です。
また空間にゆとりがあることから、当日のブーケで使用したリボンや紙なども一緒に保存してもらえます。(お店による)
通常の押し花加工と比べて価格相場が高めになるのがデメリットですが、よりリアルな姿で保存したい人におすすめの方法です。
ドライブーケ・ボトルフラワーで立体的・リーズナブルな値段から
アフターブーケをドライブーケ・ボトルフラワーで残す場合の相場は3万円ほど~。
ドライブーケ・ボトルフラワーは、ガラスドームやクリスタル容器の中に、立体的に保存できる方法です。
商品によって容器の中に入れられる花の数や大きさが異なり、小さいサイズのものなら3万円前後からオーダーできるリーズナブルな相場感が最大のメリット。



立体的で咲いている姿を残せるのも嬉しいですね!
サイズも大きすぎず、インテリアとして玄関やリビングに気軽に飾れますよ。
デメリットは衝撃に弱く、飾る場所を頻繁に移動させたり衝撃を与えると壊れてしまうことがある点です。
プリザーブドフラワーで色鮮やかに保存
プリザーブドフラワーは生花を特殊加工して作ります。
5~10年持つと言われていますが、湿度の多い日本では短めの寿命になることも。
また結婚式で使用したブーケは結婚式後すでに花の劣化が進んでいるためプリザーブドフラワー加工に不向きです。
そのためプリザーブドフラワーでのアフターブーケ加工をオーダーできるお店は多くありません。


例えばこちらのプリザーブドフラワー専門店「カフラ自由が丘」では、結婚式で使用した生花ブーケの写真をもとに、イメージそのままにリメイク加工をしてくれます。
【番外編】小物にアレンジする
ここまでで紹介した方法でアフターブーケとして保存すると、費用相場が安くても3万円~高いと十数万円かかることもありますが、小物へのアレンジならリーズナブル!
アレンジするアイテムにもよりますが、数千円~依頼できます。
こちらは結婚式で使ったお花を、一度ドライフラワーに加工してからキャンドルにアレンジしてくれるというもの。
おしゃれな上にインテリアとして飾りやすいアイテムですね。
こちらは樹脂を使ってリングスタンドや箸置き、インテリアアイテムにアレンジしてくれるサービス。
最後は結婚式でのドレス姿をオリジナルイラストにした上で、ドレス部分をドライ加工したお花で埋めるアレンジ。
フラワーアーティストさんのオリジナリティが光る作品です。
>>料金やオプションの詳細をチェック
まとめ|アフターブーケの相場は3万円から
料金が高いイメージのあるアフターブーケですが、加工する方法を選べば3万円ほどのリーズナブルな値段から依頼できます。
完成のイメージや予算とともに、ぴったりなものを探してくださいね。
>>アフターブーケのおすすめ専門業者についてはこちらの記事で紹介しています。


>>1万円~3万円の低予算でアフターブーケを残したい場合は、こちらの記事を参考にしてください。

